音楽家発信のオペラの可能性を切り拓く〜【Opera】DOTオペラ『アイーダ』
ソプラノ百々あずささんのD、コレペティートル小埜寺美樹さんのO、メゾ・ソプラノ鳥木弥生さんのTで「DOTオペラ」。去年旗揚げしたこのユニットの最初の公演が演奏会形式による『アイーダ』でした。歌の素晴らしさを存分に堪能したこの第1回コンサートから1年。ついにステージ上演による『アイーダ』を観る機会がやってきました。舞台上に置かれた小オーケストラ(編成は弦楽器とピアノ、ティンパニ、シンセサイザー)の周りを取り囲むように円形のアクティングエリアが設けられたセミステージ形式でしたが、衣裳や照明も美しく、ミューザ川崎シンフォニーホールが円形劇場に変身したようで、このホールでのオペラ上演の可能性も切り拓いたのではないかと思います。また第2幕「凱旋の場面」では4本のアイーダ・トランペットが登場するなど、限られた予算の中でプロデューサーであるDOTの3人とスタッフが知恵を絞ってつくり出した舞台は見応え十分でした。―音楽評論家 室田尚子さん
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音楽家発信のオペラの可能性を切り拓く〜【Opera】DOTオペラ『アイーダ』|室田尚子
ソプラノ百々あずささんのD、コレペティートル小埜寺美樹さんのO、メゾ・ソプラノ鳥木弥生さんのTで「DOTオペラ」。去年旗揚げしたこのユニットの最初の公演が演奏会形式による『アイーダ』でした。歌の素晴らしさを存分に堪能したこの第1回コンサートから1年。ついにステージ上演による『アイーダ』を観る機会がやってきました。舞台上に置かれた小オーケストラ(編成は弦楽器とピアノ、ティンパニ、シンセサイザー…